40代~50代の女性に多い【石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)】って知ってますか?

こんにちは!

今日はコレ↓↓

 

若かった自分よ、さようなら~

ある夜、当然私の肩におきた激痛…

その激痛は、私を一睡もさせてくれませんでした(T_T)

 

次はあなたの番かも・・・

 

今回の記事は、あまり耳にしないかもしれませんが意外と多い

「石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)」

について書いてみたいと思います。

 

いつあなたの身にも起きるかわからないので

知識の一つとして知っておくと

「そういえば、ブログで言ってたアレかも‼」

と思い出して、早めに対応できるかもしれません^^

 

※尚、当店は治療目的ではなく、リラクゼーションを目的としたお店です。 

   何かしら異常がある場合は、まず医療機関の受診をおすすめします。

 

 

今回の記事で分かること

■どんな症状?

■原因は?どんな人がなりやすい?

■もしなったら どうしたらいいの?

■その他、気になるQ&A

 

説明下手なのでうまく伝わるかわかりませんが、

ぜひ最後までお付き合いください。

 

 

■どんな症状?

夜間に突然生じる激烈な肩関節の疼痛で始まる事が多いです。

痛みで睡眠が妨げられ、関節を動かすことが出来なくなります。

 

まさに私もこの状態でした。

 

ドクターも「のたうち回るほど痛いもんねー」

とおっしゃってました。

 

ある記事では、

「肩疾患の中で最も急激、かつ激烈な痛みを生じる疾患」

と書かれていました。

石灰沈着性腱板炎がいかに痛いかが少しは伝わったかと思います。

 

 

石灰沈着性腱板炎は

症状や出現期間により3つの型に分けられます。

 

●急性型 症状が強く発症後1~4週続く 

●亜急性型 中等度の症状が1~6ヵ月続く

●慢性型 運動時痛などが6ヵ月以上続く

 

 

原因やなりやすい人は?

まだはっきりした原因はわかっていません。

わかっているのは、40~50歳代の女性に多いということ。

また、重いものを持ち上げる仕事や

手を上に挙げる動作が多いスポーツをしている方にもみられます。

肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって

急性の炎症が生じる事によって起こる肩の疼痛・運動制限です。

この石灰(カルシウム)は、

初めは濃厚なミルク状で、時がたつにつれ、

練り歯磨き状、石膏(せっこう)状へと硬く変化していきます。

この石灰が腱板内から何かしらのきっかけで

肩峰下滑液包に漏れ出ると急性炎症(激痛)が生じます。

 

ここで疑問

 

なぜ石灰(カルシウム)が貯まると痛いの?

A. 石灰(カルシウム)が蓄積しただけでは何も起きません。

しかし、ごく些細なことをきっかけとして

異物反応(体にとって邪魔なものを除去しようとする反応)

が発生すると、自己防衛機能で石灰(カルシウム)を攻撃し、

炎症による激痛が発生してしまいます。

ちなみに、自己防衛力は若いほど強いため、

炎症が激しい(=激痛)けれど、

その分鎮静化するまでの期間が短い傾向にあります。

反対に高齢になると防衛力が弱いため、

炎症は激しくないけど、鎮静化までに時間がかかります。

 

→要するに、最初に訪れる激痛は、

石灰ができた時の痛みではなく、多くは石灰を溶かそうと

自分の体が頑張ってくれてる時の痛みってことだね。

 

 

■もしなったらどうするの?

保存療法

急性期の痛み時には、肩関節の安静を図り

ステロイド性消炎鎮痛剤の内服や湿布、

肩関節内への副腎皮質ステロイドホルモンや

局所麻酔剤の注射で痛みをおさえます。

→私はとにかく痛みを取りたかったのでコレでした。

抱っこが必要な0歳児とその上に2人子供がいて、

子育てと家事ができないと話にならない状況だったので。

保育園への送迎は運転…

もちろん腕は上がらない状態なので危ないけど片手で運転。

もう片方はハンドルの下の方をなんとか支えているだけでした。

注射を打ってもらったら痛みが嘘のように取れました!

しかし、注射の効果も丸1日くらいでまた痛みがでてきました。

※だからと言って何度も打つのは控えた方が良いそうです。

打ちすぎると骨がスカスカになると言われました。

 

手術療法

保存療法に効果がなく、肩の引っかかり感や

ある角度での痛みがとれない、肩の運動に支障がある場合には、

鏡視下石灰摘出術をおこなうこともあります。

 

※疼痛がとれたら、温熱療法(ホットパック、入浴など)や

運動療法(拘縮予防や筋肉の強化)などの

リハビリやストレッチをすると良いです。

 

 

 

 

リスク因子(これが当てはまると石灰沈着性腱炎になりやすい)としては

・遺伝(家族の人がなったことがある)

・重いものを持ち上げる仕事をしている

・野球やテニスなどの、手を上に挙げる動作が多いスポーツをしている

・以下のような持病がある

糖尿病、甲状腺機能の異常、関節リウマチ、腎臓結石、尿路結石、痛風などがあります。

※なりやすいというだけではっきりとした原因は解明されていません。

 

■その他、気になるQ&A

Q:肩に痛みはないけれどレントゲンで石灰があると言われました。

石灰ができていても痛くないということもありますか?

 

A:あります。石灰があれば全員に痛みが出るわけではなく、35%から半数の人にしか痛みが出ないと報告されています。反対に何も症状が無い人に肩のレントゲンを撮ると、2.7%の人には石灰があると報告されています。

 

Q:石灰沈着性腱板炎の痛みはどれくらい続きますか?

発症後2年が経過するのですが、いまだに痛みがあります。

 

A:石灰沈着性腱板炎の初期は非常に強い痛みが出ますが、そのような激しい痛みがずっと続くことはほとんどありません。しかし、激しい痛みが治まっても、中程度の鈍い痛みが続いてしまう人がいらっしゃいます。石灰沈着性腱板炎は、一般的な内服や注射で9割の人が改善しますが、一部の人では痛みが長引いてしまうことが知られています。ある報告では4年経過しても30%の人に痛みが残っていたと報告されています。

 

痛みが続く原因

実は腱板断裂だったということもあったりしますが、

痛みが続く原因の典型は石灰がインピンジメントの原因になっているということ。

石灰というのは、そこに存在していても、それだけでは痛みの原因はなりにくいです。

前途したように体が異物として認識・ターゲッティングして攻撃をしない限りは強い炎症にはなりません。石灰があっても肩は痛くないっていう人も結構います。

しかし、石灰はその位置やサイズによっては肩の動きの邪魔をします。どう邪魔をするかと言えば、肩の骨とこすれるようになります。これを「インピンジメント」と言います

 

※最近は、治りにくい石灰沈着性腱炎に効果的な運動器カテーテル治療という治療法も普及しているようです。気になる方は、ご自身で調べたり、医師に相談してみて下さい。

 

Q:石灰沈着性腱板炎は温めた方がいい?冷やした方がいい?

 

A:急性期では石灰への生体反応による強い炎症が生じているので、炎症を抑えるために冷やす方がいいと考えられています。冷やしてみて気持ちいい、楽になるようでしたら冷やしてください。冷やしても改善しない場合は無理に冷やそうとせず、抗炎症作用のある湿布を貼るほうが良いです。

 

Q:石灰沈着性腱炎が生じるのは、肩だけですか?身体のいろいろな部位に起きる可能性はありますか?

 

A:肩以外の場所にも生じます。肩に発生することが最も多いですが、肩以外の部位としては股関節や膝関節にも多く生じることが知られています。

 

原因が解明されていない石灰沈着性腱板炎ですが私個人としては、産後に発症したこともあり「カルシウム不足」を疑っています。

※逆に、体内から排出しきれなかったカルシウムが付着という意見もあります。

カルシウムが不足すると、骨からカルシウムが溶け出し、細胞や血管、骨に沈着し、石灰化すれば動脈硬化生活習慣病を引き起こすこともあります。

元々、カルシウム不足である日本人に多く、その中でも女性、特に閉経後に多く発生することから、代謝のバランスや女性ホルモンが関係しているのではないかと考えられていたりもします。石灰沈着性腱炎においては、ホルモン、カルシウムの代謝骨粗しょう症にもアプローチしていく必要もあるのではないだろうかと思います。

 

 

ここで一つ豆知識

コーヒー大好きな私ですが、実はコーヒーはカルシウムの吸収を妨げると言われています(>_<)

コーヒーに含まれている「シュウ酸」という成分がカルシウムイオンと結びついて、カルシウムが尿と一緒に体外へと排出されてしまいます。コーヒーによるカルシウム不足を予防するには、コーヒーにミルクを入れて飲むのが良いそうです。 ミルクに含まれているカルシウムが シュウ酸と事前に結びつくことで、食事そのものに含まれているカルシウムは体内に残すことができるからです。

 

 

体って本当に奥が深くて知れば知るほど面白いです‼

今回のブログでも書ききれないほど

まだお伝えしたいことがありますが…

 

長すぎると最後まで読む気にならないと思うのでこの辺で。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

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